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しつけ教室VSしつけ方教室 [クリスの院長室]

昨日の午後は臨時休診としひたちなか獣医師会主催の
「動物愛護講座」の準備と手伝いを行っていました。
(私の仕事は写真記録係でした。)

この市民講座は毎年行っていて、
今までいろいろな内容の講座を開いたのですが、
そのなかでダントツに人気が高かったのが”犬のしつけ教室”でした。

今までは室内での講義のみでしたが、
今回は始めて屋外での実習を行いました。
たくさんのわんちゃんが集まりました。
やはり皆さん悩んでいるのですね。

”しつけ”とひと言で言ってもいろいろなトレーニング法があります。
最も悪いのが体罰方式です。
足を踏んだり叩いたり怒鳴ったりする昔ながらの方法です。
私はこれを”軍隊方式”と呼んでいます。
この方法の良くない点は信頼関係を築けないことです。
犬自身も楽しくないから学習効率は落ち長続きしません。
また、犬はしっかり人を見ますからやさしい人の言うことは聞かなくなります。
いつも怒りまくって犬と暮らすって、絵的にもイヤですよね。

最も進んでいる”しつけ”は褒めておだてる方法です。
一切叱りません。罰も厳禁です。
以前アメリカの有名なトレーナーのテリーライアン先生に、
「全く叱らないのか?」と聞いたことがありますが、
「しかる必要は無い」との答えでした。
理論的に矛盾はないし、たしかに良い方法だと思います。
でも普通の方には難しいと思います。
1日中ずっと一緒に犬と過ごすことができる、
恵まれた環境の方にはオススメしたい方法です。
いつもニコニコやさしい先生って感じでしょうか?

昨日の講師の方は毎年お願いしている先生なのですが、
この中間の方法を行っていると思います。
最近のTVで紹介されているしつけの方法もこの”日本式”が多いですね。
理想的な”欧米式”に対して現実的な”日本式”ってところでしょう。

さて、”しつけ教室”と”しつけ方教室”との違いはわかりますか?
しつけをしてもらうのが”しつけ教室”。
しつけ方を教わるのが”しつけ方教室”。
どんなに素晴らしい先生からしつけをしてもらっても、
かなりの確立でおうちの方の言うことを聞きません。
先にも書きましたが犬は人を見る天才ですから。
ですから専門家に”しつけ方”を教わり、
それをおうちで実践することが大切なのです。

しつけの理屈を理解すれば決して難しいことではありません。
問題行動の原因理由を考え、その対策を行う事が基本です。
しつけ=コミュニケーションと考えれば、
お互いに楽しく成長できるのではないでしょうか?

楽しく学べば正しく伸びる。
人間の親と子供と同じですね!
そういうことなんです。

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さんたのお母さん

こんばんは、いつも'さんた'がお世話になっております。
’さんた’の里親になり半年が過ぎました。
また昨日は、『動物愛護講座』に参加できて大変勉強になりました。
院長先生の”しつけ教室”と”しつけ方教室”の違いも大変わかりやすかったです。
昨日教わったことをゆっくりあせらず時間をかけて’さんた’とお父さんと三人で実践していきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
by さんたのお母さん (2008-11-16 23:06) 

くりど

基本がわかると簡単です。
さんたちゃんは頭が良いから、しつけのコツさえマスターすれば次から次へとできるようになりますよ。

しつけは楽しいんです。
だって動物も人間も幸せになれるんですから。



by くりど (2008-11-17 17:28) 

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